2017/11/01
腸内環境を整えることによって美容や健康に対して様々なメリットを得ることができます。
腸内環境を整えるのに有効なのが乳酸菌です。
今回は、身近な乳酸菌の効果がある摂取の仕方を紹介します。
オリゴ糖などの糖分を利用して乳酸を始めとする酸を作り出す細菌の総称で、
体内で有益に働くだけではなく、チーズやヨーグルト、漬物など食品を加工する時などにも利用されていて、
体内に取り込むことによって様々な効果を発揮します。
具体的な効果としては、善玉菌が増えることが挙げられます。
腸内の善玉菌が増えれば毒素を排出する悪玉菌を減らすことができ、
腸のぜん動運動を促して、便秘を改善することができます。
便秘が改善されれば老廃物や毒素などのデトックスをすることができるようになり、
血行を良くする、肌の調子を整えることなどにつながっていきます。
また、善玉菌が増えることによってウイルスや細菌への抵抗力が高まって免疫力アップすることができ、
がんや病気の予防のほかアレルギー症状の緩和なども期待できます。
健康や美容に良い乳酸菌ですが、摂取する場合には効果の高くなる摂取方法で摂取していくことがオススメです。
効果を高めることのできる摂取方法としては、食前よりも食後の方が良いとされています。
乳酸菌は胃酸に弱いという性質があるため、食前の空腹時に摂取してしまうと胃の中で死滅してしまいます。
死滅しても腸内の善玉菌のエサにはなりますが、効き目は低下してしまうためなるべく空腹時は避けたほうが無難です。
食後であれば胃酸が薄まっている状態ですので、生きた乳酸菌が腸内まで届く可能背が高まります。
また、食事にオリゴ糖や食物繊維など善玉菌のエサとなる栄養素を摂取していけばより効果が高まります。
朝か夜に食べるか悩むこともありますが、基本的にはどのタイミングで食べても大差はないと考えられています。
しかし、できれば毎日同じ時間帯に摂取する方が望ましく、毎日継続して摂取していくことが重要です。
摂取する方法としては、ヨーグルトやサプリメントが有名ですが、忙しかったりカロリーを控えめにしたい、
生きたまま腸まで届けたいという場合にはサプリメントがオススメとなります。
ヨーグルトには乳酸菌以外にもカルシウムやビタミンなどの栄養素も含まれており、
味が美味しいのも毎日続ける上で大きなメリットになります。
ライフスタイルや食生活などを考慮して、自分に合った方法で自分のとりやすいように摂取していくことが大切です。