2017/11/01
2017年1月1日より、育児・介護休業法の改正が施行されました。
今後のパパの育児はどう変化し、そして、理想のイクメンに近づけるのか?
改正のポイントを紹介します。
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目次Contents
はじめに
今までの男性の育休取得は、正直取りやすいものではありませんでした。
職場では、『とても、休める雰囲気ではない』『上司に言い出しづらい』
など、理解してくれる環境では無かったですよね。
職場の理解が得られれば、もっと積極的に育児に携わりたい、
と思う、男性も多いと思います。
それが、今回の改正で現実に近づきました。
ポイント1 パートや契約社員でも、育児休業が取れる
申請時に、1年以上の雇用があり、子供が1歳までであれば
育児休業が、取れるようになった。
また、いままでは無かった、養子縁組についても
法律上の親子関係であれば、育休の対象に追加されました。
ポイント2 子供の看護や介護休暇が半日単位で取れる
子供が急に病気になり、病院に連れて行きたいときに、
半日単位で、休暇が取れるようになりました。
半日だったら休みも取りやすいので、共働き世帯には
大変ありがたい事だと思います。年間で子供1人なら5日間、
2人以上なら、10日間までが認められています。
ポイント3 企業側のハラスメント防止が義務化された
上司や同僚からの、育児に対する嫌がらせを防止する対策が義務化されました。
この部分で、今までなかなか切り出せなかった人が大半ではないですか?
『男のくせに、仕事より育児の方が大事なのか』と上司に言われたり、
『この忙しい時期に、勘弁してくれよ』と同僚に迷惑がられたり、
そんな嫌がらせから解放されれば、
より積極的に、育休取得を考えられる筈です。
ポイント4 共働き世帯の特例
育児休業の申請が出来るのは、子供が1歳までですが、
共働きの場合は、特例として1歳2カ月まで延長出来ます。
条件として、
✅ パパかママ、どちらかが子供の1歳の誕生日前までに、すでに育休を取得している
✅ パパ、ママの育休開始予定日が、子供の1歳の誕生日以前であること
✅ パパ、ママの育休開始予定日が、育休の初日以降であること
改正ポイントをしっかりと把握し、
素敵なイクメンを目指してください!