2017/11/01
養殖産業というのは当たれば大変な収益を生み出すビジネスとして有名です。
しかし一般的なイメージとしては、
ごく普通の人間がそう簡単に手を出せるような世界ではないという印象が強くあります。
魚に関する専門的な知識が必要であり、魚を育てるための大規模な機材や、高額のメンテナンス費用がかかるからでしょう。
しかしそれだと魚は漁業を専門として扱う人たちの仕事であって、それ以外にも一般人が簡単に飼育し、
それをお小遣い程度ほどの費用で、儲かる方法というのは存在します。
それが、メダカの養殖です!
魚の飼育が難しいというイメージを持っている人に思い出してほしいのは小学生の頃のことです。
理科の授業で、教室でメダカを飼っていた経験はないでしょうか。
このようにメダカであれば子供でも飼育が可能というわけです。
それをヤフオクなどで、愛好家に販売します。
ブランドメダカを養殖出来れば、一匹20円〜10万円!も充分可能です。
以前に『がっちりマンデー』というTV番組で取り上げています。
費用はどれくらい?
最低限これだけあれば始められます。
・ 水槽
・ えさ
・ 飼育水 (水道水でも可)
・ 砂利
・ メダカの生体(オス、メス)
・ 揃えるのが面倒ならセット飼育
設置場所
屋内の日光の当たる場所に、水槽を設置します。
夏場など直射日光を当ててしまうと、水槽温度が上がり過ぎるてしまうので屋内が理想です。
日当たりの悪い部屋しかない場合は、水槽に蛍光灯やLEDなどを付けてタイマーで管理します。
光を当てる時間の目安は、8時間ほどです。
水温25℃にたもてば、1年中繁殖します。
ローリスク、ハイリターン!夢がある副業
一昔前までは日本の至る所に生息していたメダカですが、現代はその固有種の数を減らしつつあります。
外来種のものに侵食される中で、今となってはとても貴重な種も存在し、その繁殖に成功すれば高額で売ることが出来ます。
売ると言っても買い取ってくれる業者が近くにいなければだめじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、
メダカの卵であればインターネットのオークションなどでも売買がされています。
どんな人でも特別な資格を得る必要もなく、通常のオークションの手続きに基づいてやり取りが可能です。
外来種のおかげでその数を減らしている魚ですが、本来は強い生息能力を持ち合わせています。
ですので、一度安全な環境である水槽に放しておけば、あとは餌をあげることと簡単な水槽のメンテナンスをするだけで
比較的楽に養殖を行うことが出来ます。
魚の世界にはマニアの人も多く、それだけで価値観に大きな差を見出すことができます。
興味のない人にとってはただの小魚にすぎなくても、マニアの人にとってはそれが大変な宝物に思えるわけです。
また、基本的に魚の飼育に興味を持つ人というのは富裕層の人が多く、マーケットの相場が予想よりも遥かに高く設定されています。
見た目にも素晴らしい優良なメダカを提供することができればリピーターになってくれる可能性もあります。
そうすれば、定期的に稼ぐことが出来ますので、かかるコストや労力と比較してみても大変嬉しい儲け話となるでしょう。
生き物の種の保存に貢献する事にもなりますので、誰も損をしないビジネスといえます。
環境について勉強もできますし、挑戦してみる価値はあるでしょう。